経験学習のススメ

経験学習との出会い

1998年に研修とコンサルテイングの会社ユアーズを立ち上げ、12年の月日が流れました。この間、コーチング、カウンセリング、経営品質向上プログラム、ファシリテーション、アクションラーニングなどの手法を実践してきました。そして学習する組織の在り方を模索し、個人的には精神世界の学びを深めていく中で、個人、チーム、組織を扱うこれらの手法や考え方に共通する、とても大切な軸があることに気づいたのです。

  • 「部分ではなく全体を見ること」
  • 「参加を促進すること」
  • 「統合を目指すこと」

この3つの軸を探究する中で出会ったのが、「経験学習」という考え方です。
経験を深く振り返ってより良い未来にむけた生産的な考え方を生み出し(経験を学習に転化する)、そこで得た学習を主体的な行動につなげる(学習を行動に転化する)というこの学習方法を、研修やコンサルテイングに取り入れ、また自ら実践するなかで、私はその威力と素晴らしさを確信いたしました。

この学習方法を個人だけでなくチームや組織に適用していくと、チームや組織の関係性が向上し、思考の質を高め、その結果行動の質が高まり、最後に結果の質が高まっていくようになります。MITのダニエル・キム教授の唱える「成功の循環」がまわり始めるのを何度この目で見てきたことでしょう。

3つの軸と経験学習の考え方を取り入れて

  • 全員が学習者
  • 参加者の相互学習促進の場づくり
  • 現実の問題解決(行動)に直結

という視点を皆様の保有する人材開発プログラムやこれから作りたい人材開発プログラムにとけこませ、経験からの学習力を高めながら、個人・チーム・組織に成功の循環がまわせたら!という思いの中から「人材開発プログラムのリ・デザイン」というコンセプトが生まれました。

これまでのものをリセットするのではなく、経験学習を取り入れてリ・デザインすることにより、
  • 皆さんの研修がより素晴らしい成果を上げることを、
  • そこに参加する人々の「経験からの学習力」が高まり、仕事を通した成長が加速することを
  • 研修に携わる全員が、もちろん私も、経験学習のより良い実践者になることを
目指して、皆様と学習の喜びをともに分かち合いたいと思います。